SX-ACEお疲れ様!

2020年7月31日15時をもって、SX-ACEを基幹とするサイバーサイエンスセンター大規模科学計算システムが、 システム更新のため運用を停止しました。
旧システムは2015年2月から運用が開始され、全国の研究者に利用される中で、 数多くの成果を生み出してきました。

さて、突然ですがここで間違い探しです。
導入当時(上)と停止前(下)のSX-ACE、何が違うでしょう…?

正解は、「半透明の仕切り」が加わったことでした!
SX-ACEは前面から吸気した冷たい空気によって冷やされ、暖まった空気を背面から排気するのですが、
それらを仕切りで分けることによって、冷却効率向上を図っていました。
運用する中でも、性能向上のための工夫がされてきたのですね!
現在、SX-Aurora TSUBASAを基幹とする新システムへの入れ替えが行われており、 2020年10月の運用開始予定です。
初の試みである愛称募集の結果も含めて、楽しみですね。
大規模科学計算システムによる研究成果リストはこちら https://www.ss.cc.tohoku.ac.jp/report/index.html
 

SWoPP 2020にて石塚さんがIEEE Computer Society Japan Chapter xSIG Young Researcher Awardを受賞

こんにちは,M1の石塚です.
この度,7月29日から31日にかけて開催されたSWoPP 2020 (2020年並列/分散/協調処理に関する「福井」サマー・ワークショップ)にて発表を行い,IEEE Computer Society Japan Chapter xSIG Young Researcher Awardを受賞しました.
xSIG (cross-disciplinary workshop on computing Systems, Infrastructures, and programminG)が今年からSWoPPと共同開催となったため,このような形での受賞となりました.
昨今の事情により初のオンライン開催となり,福井には行けませんでしたが,チャットを用いた意見交換やZoomでの表彰式など,大変充実した会議になりました.
オンライン発表には研究室から臨みましたが,何人かが応援に駆けつけてくれたため,心を落ち着けて発表することができました.
日頃から研究活動を支えてくれている研究室の皆さんに,改めて感謝申し上げます.


ベイズ最適化による洪水シミュレーションコードの負荷バランス自動調整
石塚 歩,山下 毅,江川 隆輔,滝沢 寛之,山本 道,風間 聡

 

新しいスパコンの導入

研究室があるサイバーサイエンスセンターに, 新しいスパコンシステムが導入されることになりました.
運用開始は令和2年10月を予定しています.

性能について
https://www.cc.tohoku.ac.jp/NEWS/newcomputer/new-supercomputer-2020.html
また, この新しいスパコンシステムの愛称が一般公募されますので, ご興味のある方は奮ってご応募ください.
応募締切は7月31日17:00となっています.
詳しくは以下のURLへ.
https://www.cc.tohoku.ac.jp/news.html?url=https://www.cc.tohoku.ac.jp/NEWS/nickname/nickname-supercomputer.html
 

ISC2020においてマイク(Mike)さん、佐々木さんがポスター発表

こんにちは.M1の佐々木です.
ニュースでご覧になった方も多いと思いますが,日本のスパコンが世界一に輝きましたね!
実はこのランキング,毎年ドイツで開催されるISC(International Supercomputing Conference)という国際会議で発表されたものです.
スパコン分野では秋にアメリカで開催されるSCと並ぶ2大会議で,スパコンのランキングも年2回更新されます.
この度,6月22日から25日にかけて開催されたISC HIGH PERFORMANCE 2020 DIGITALに本研究室も参加し,
M2のマイクさんとM1の佐々木がポスター発表を行いました.
フランクフルトに行く気満々だったのですが,今年は新型コロナウイルスの影響で初のオンライン開催となりました.
ポスターセッションもYouTubeでの配信です.
期せずしてYouTuberデビュー?

Challenges in Solving Scheduling Problems with the D-Wave Quantum Annealer
Michael R. Zielewski, Mulya Agung, Ryusuke Egawa, Hiroyuki Takizawa

 

Quantum Compiler : Automatic Vectorization Assisted by Quantum Annealer
Yuta Sasaki, Michael R. Zielewski, Mulya Agung, Ryusuke Egawa, Hiroyuki Takizawa

 
時差があるので23時過ぎから各々自宅でオープニングセッションを聴いていたのですが,
既報の通り,マイクさんのグループがHPC IN ASIA POSTER AWARDを受賞し,
その数分後には日本勢躍進のスパコンランキングが発表され,研究室のチャットが賑わいました!
発表内容の詳細はこちらから
http://2020.isc-program.com/

ISC2020にてマイク(Mike)さんがHPC IN ASIA POSTER AWARDを受賞

6月22~25日に渡ってオンラインで開催されたInternational Supercomputing Conference (ISC2020)において, M2のマイクさんがHPC IN ASIA POSTER AWARDを受賞しました.
Challenges in Solving Scheduling Problems with the D-Wave Quantum Annealer
Michael R. Zielewski, Mulya Agung, Ryusuke Egawa, Hiroyuki Takizawa

オンライン新歓パーティ開催

今年は新歓までもがオンラインで開催されてしまいました…
せっかくの顔合わせなのに残念。
さて、今回はZoom飲み会ならぬspatial.chat飲み会となりました。
画面内に自分とメンバーのアイコンが配置され、近くにいる人の声だけが聞こえます。
ちなみに多くのメンバーがspatial.chat初体験。
最初に3年生含むメンバーの自己紹介。

spatial.chatの強すぎるクセに戸惑うメンバー
その後はゲームエリアなどを設けて各自好きな場所で楽しみました。

盛り上がる「Battle Sheep」
新メンバーも少しは研究室の先輩たちの雰囲気を感じられたでしょうか。
でもやっぱり研究室でおしゃべりしたいですね。

iWAPT2020において姜(Jiang)さん、江端さんが発表

5月18日から22日にかけて,The Fifteenth International Workshop on Automatic Performance Tuning (iWAPT2020)が開催され,当研究室からはOGの姜さんとM2の江端さんが発表を行いました.
題目はそれぞれ次の通りです.
– Task Priority Control for the HPX Runtime System
Authors: Suhang Jiang, Mulya Agung, Ryusuke Egawa and Hiroyuki Takizawa (Tohoku University)
– Automatically Avoiding Memory Access Conflicts on SX-Aurora TSUBASA
Authors: Naoki Ebata, Ryusuke Egawa, Yoko Isobe (Tohoku University), Ryoji Takaki (Japan Aerospace Exploration Agency) and Hiroyuki Takizawa (Tohoku University)
また,COVID-19の影響により,iWAPT2020はオンライン開催となったため,以下のURLで発表を視聴することができます.
http://www.iwapt.org/2020/iwapt2020-papers.html

新年度オンライン飲み会の開催

とうとう、2020年度が始まりました!
残念ながら新型コロナウイルスの影響で例年通りのキックオフ会ができませんでした。
コロナショックともいわれてるこのご時世ならではの、異例かつ柔軟な対応をしなくちゃ!
というわけで、滝沢研究室ではオンライン飲み会を開催しました!
予想よりも多い、合計13人が飲み会に参加しました!

リモート参加にもかかわらず、美味しいご飯を食べて、いいお酒を飲んで、盛り上がりました。

逆にリモートだからこそ、気楽に参加できるので、寝癖がついてるまま参加している人もいましたね(笑)
こんなご時世で色々大変ですよね。
だからこそ皆さん一人ひとりが体調管理をしっかりして、ポジティブな心を持って、新年度へ向けて一緒に頑張っていきましょう!

研究室での小規模学位記授与式

コロナウイルスの影響で、全学向けの学位記授与式が中止されました。
かわりに、研究室での小規模学位記授与式を開催しました。

M2 塩月さん

M2 姜さん

M2 張さん

今年度の卒業生及び先生方と秘書さんの集合写真
卒業生が充実した生活を送れるよう祈っています。
また、後輩にもぜひ会いに来てくださいね。

分野横断セミナー/テクノフェスティバルでM1学生が発表

2/28に分野横断セミナーが,2/29にテクノフェスティバル/マッチメイキングセッションが開催されました.
残念ながら,今年度は新型コロナウイルスの影響もあり,ほぼポスターを展示するだけとなりました.
分野横断セミナーはM1学生が1年間の研究成果とこれから1年の研究方針をまとめて他分野の学生に発表する,1年のけじめとなるイベントです.
当研究室からは,渡辺くん,劉くん,柯くん,江端くんが発表を行いました.

2/29(土)に本学サイエンスキャンパスホールにて発表を行う劉さん