PDCAT’22で発表しました

こんにちは、M2の井出です。
先日、12/7~9の3日間にかけて開催された国際会議PDCATに参加してきました。
PDCATはHPC分野のアプリケーション、テクノロジーに関する学会で、これまで様々な国で開催されてきましたが、第23回の今回はなんと仙台での開催でした。

滝沢研究室からは3名が発表してきました。以下に感想を記載します。

Jin Yifan: こんにちは、D1学生のJin Yifanです。
PDCAT22では、私の研究「Towards Priority-Flexible Task Mapping for Heterogeneous Multi-Core NUMA system」をレギュラーペーパーとして発表する機会に恵まれました。多くの貴重な質問とコメントをいただきました。
それらをもとに、さらに既存研究を改善していきたいと思います。
また、聴衆の一人として、このカンファレンスを楽しみました。
他の参加者のプレゼンテーションやポスターは非常に興味深いものでした。
私の研究分野の最新動向を把握するのに役立ちました。

菅原: 初の対面形式での学会でしたが、大きなミスもなく発表を終えることができました。学生として素晴らしい経験ができたと思います。

井出: 慣れない英語での発表でかなり緊張してしまいましたが、様々なアドバイスやご意見を頂き、とても貴重な経験を得ることができました。
また、他の方の発表やポスターセッションでは、自分の研究に近い分野から、あまり知らない分野まで幅広いお話を聞き、多くのことを学ぶことができました。

学会で頂いたアドバイス、ご意見をもとにさらに研究を発展させられるように、これからも頑張っていきたいです。

Sunさんが研究室メンバーとなりました

皆さん、こんにちは。私は孫向城と申します。中国の西安交通大学博士課程3年生です。2022年10月から特別研究生として滝沢研究室の一員になることができ、本当に嬉しく思っています。
こちらに来る前は、計算流体力学の格子ボルツマン法(LBM)とハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を組み合わせた工学的応用を主に研究していました。この研究室では、ハイパフォーマンス・コンピューティング、性能評価、スーパーコンピューティングに関する知識を学び、有意義な進歩を遂げたいと考えています。
この研究室が与えてくれた機会に感謝しています。そして、この研究室の先生方や学生の皆さんと、研究や文化についてコミュニケーションをとることを楽しみにしています!

187回HPC研究会で発表

こんにちは!
修士1年の中井です。
この度、12月1日および2日に 沖縄産業支援センターで行われた187回HPC研究会に参加してきました。
初の研究会での発表ということもあり、とても緊張しました笑
参加者のかたからいただいたコメントをもとに、今後の研究生活も頑張っていきます。

国際会議PDCAT’22を開催します

2022年12月7日から9日にかけて,並列分散処理に関する国際会議 The 23rd International Conference on Parallel and Distributed Computing, Applications and Technologies (PDCAT’22) を開催いたします.

豪マッコーリー大 Michael Sheng教授,独シュトゥットガルト大 Michael Resch教授,慶應大 近藤正章  教授による基調講演をはじめとし,24件のfull paper発表,16件のshort paper発表,ならびに8件のポスター発表を予定しております.

皆様の奮ってのご参加をお待ちしております.

  • 名称: The 23rd International Conference on Parallel and Distributed Computing, Applications and Technologies (PDCAT’22)
  • 日時: 2022年12月7日 (水) 〜 12月9日 (金)
  • 場所: 東北大学青葉山キャンパス (サイエンスキャンパスホール・青葉記念会館)
  • 形態: 対面・オンラインのハイブリッド開催
  • Webサイト: https://www.hpc.is.tohoku.ac.jp/pdcat2022/
  • プログラム: https://www.hpc.is.tohoku.ac.jp/pdcat2022/#program
  • 基調講演:
    • “Smart IoT Sensing for Ageing Well: Research Activities and Future Directions” by Michael Sheng, Macquarie University
    • “Digital Convergence” by Michael Resch, High Performance Computing Center Stuttgart
    • “Toward Next-Generation Supercomputer Systems: Vision and Activities in Japanese HPC Community” by Masaaki Kondo, Keio University
  • 参加費:
    • Attendee (Early) 20,000円
    • Attendee (Late) 25,000円
    • Student Attendee (Early) 15,000円
    • Student Attendee (Late) 20,000円

SC22に出展しました

当研究室は,2022年11月13日〜18日に米国テキサス州ダラスで開催された高性能計算に関する国際会議・展示会SC22に出展しました.例年,サイバーサイエンスセンターは本学の流体科学研究所および金属材料研究所と共同でSCに出展しており,今年はコロナ禍以前のSC19以来,3年ぶりとなりました.

サイバーサイエンスセンターの展示内容は,こちらからご覧いただくことができます.

WSSP34において滝沢教授と高橋助教が講演しました

2022年10月24日と25日に開催された34th Workshop on Sustained Simulation Performance (WSSP34) において,当研究室の滝沢教授と高橋助教が講演しました.

WSSPは東北大学サイバーサイエンスセンターとドイツ・シュツットガルト大学高性能計算センター (HLRS) が主催するワークショップです.今回,発表者はサイバーサイエンスセンターで現地参加,聴講者はオンライン参加という形態で開催されました.ワークショップのプログラムはこちらをご参照ください.

  • Hiroyuki Takizawa, Keichi Takahashi, Yoichi Shimomura, Ryusuke Egawa, Kenji Oizumi, Satoshi Ono, Takeshi Yamashita, and Atsuko Saito, “AOBA: The most powerful vector supercomputer in the world”
  • Keichi Takahashi and Gerald M. Pao, “Challenges in Scaling Empirical Dynamic Modeling”

研究室の大掃除を行いました

こんにちは、B4の幸田です。

先日、夏休み明けということで、学生のみんなで研究室の大掃除を行いました。
大掃除では、エアコンのフィルターや、サーバーの掃除などの、普段の研究室の掃除できれいにできない部分の掃除を行いました。

これからも定期的に大掃除をして、研究室の環境をよりよくしたいですね!

NAISTのWassapon Watanakeesuntornさんが研究室を訪問しました

こんにちは,助教の高橋です.
奈良先端科学技術大学院大学 (Nara Institute of Science and Technology, NAIST) の博士後期課程に在学するWassapon Watanakeesuntornさんが当研究室を訪問しました.Watanakeesuntornさんは2022年9月6日から16日まで研究室に滞在し,研究室の学生と交流するほか,自身が博士課程で行ってきた研究について講演をしてくれました.
休日には仙台近郊の観光地を訪れ楽しんだそうです.以下は,Watanakeesuntornさんが撮影した仙台名物の牛タンの写真です.

前期の打ち上げを行いました

こんにちは。春から滝沢研究室に所属となりましたB3の柳井です。

先日、前期の打ち上げを行いました!
オフラインでの開催も考えられたのですが、コロナの再拡大の影響がありオンラインでの開催となりました。自分は研究室で対面での会をしたことがなかったので
少し残念でしたが、オンライン上で会話は盛り上がり、楽しい会になりました。

まだ所属したばかりでわからないことだらけですが、早く滝沢研究室の一員として馴染んでいけるよう頑張っていきたいと思います!

博士後期課程発表会

こんにちは、博士2年のマイク・ザイルースキです。

東北大学院の情報科学研究科では、博士課程の学生は、在学中に自分の研究の進捗を研究科で発表することが義務づけられています。この発表会は、ほとんどの学生がある程度新しい研究を行っている博士課程2年時に開かれ、他の学生やスタッフや教授など、誰でも参加することができます。

誰でも参加できるので、まったく異分野の人でも理解できるような発表が望まれます。そのため、あまりに詳細な説明をすると、その研究を理解できる人が少なくなってしまう恐れがあります。逆に、漠然としすぎていると、その研究の意義が伝わらないこともあります。このように、いかに効率よく、効果的に伝えるか、そのバランスが研究において重要であるため、大学院では、参加者の投票により優秀な発表を決定するようにしています。

私はこの発表会でベストプレゼン賞を受賞することができました。効果的なプレゼンテーションを行うことができたのは、この研究室が作り出した環境のおかげだと思っています。まず、研究室では進捗状況を発表する機会が十分にあり、その結果、人前で話す練習ができます。また、研究室の先生方は建設的な批評をし、説明的な図を使うことを推奨しています。

実は、この2つはプレゼンテーションにとって最も重要なスキルだと思います。話し手は、混乱を避け、聴衆の注意を引きつけるために、自分の仕事を明確かつ簡潔に示すことができるはずです。図や画像は、複雑すぎることなく、アイデアを要約する視覚的な補助として機能する必要があります。最後に、プレゼンテーションは聴衆に合わせるべきで、仕事の細かい部分にまで踏み込むことが許容されるだけでなく、期待される状況もあるからです。

この研究室が与えてくれた機会に感謝し、キャリアを通じて活用できるプレゼンテーションのスキルをさらに高めていきたいと考えています。