配属を希望するみなさんへ

本研究室の使命は、コンピュータ関連分野の研究開発においてリーダーシップを発揮できる、優れた研究者・開発者を一人でも多く輩出することです。
そのような研究者・開発者になることを目指す、やる気に満ちた人をいつでも歓迎します。

所属について

高性能計算論講座 (大学院)

東北大学 大学院情報科学研究科 情報基礎科学専攻
大学院入試は年2回(8月下旬と3月上旬)あります。
標準では機械系の専門科目群(3群)で受験することになりますが、事前に手続きすれば、情報系の専門科目群(2群)で受験することも可能です(他群受験)。
詳しくは研究科の入試案内のページや募集要項で確認してください。

滝沢研究室 (学部)

東北大学 工学部 機械知能・航空工学科 航空宇宙コース
学部3年時(5~6月)に研究室に配属されます。

 

研究室について

研究室生活
  • 現在、研究室内の連絡手段はslackが中心になっており、必要に応じて電子メールも使うようにしています。大学の教務から来る書類(印刷物)を除けば、連絡手段はすべてオンラインです。もちろん、必要だと判断した場合には対面での面談も全く厭いませんが、くだけた日常的な会話から研究に関する真面目な議論まで、現状ではほとんどがオンラインで行われています。
  • コアタイムはありません。研究室にいる時間は人それぞれで、土日祝日も含めてほぼ毎日来て研究室で生活しているような学生もいますし、ほぼオンラインの学生もいます。原則的に、参加の義務があるのは後述のゼミ(グローバルゼミとローカルゼミ)だけです。
    • ただ、学生の生活の様子とその後を観察していると、研究室にいる割合が高い人のほうが、活躍する割合も高いようには思います。生活にONとOFFの時間を作ったほうがペースをつかみやすくて、その切り替えの一番簡単な方法が場所を変えるということなのだろうと思っています。
    • 研究室のなかでリーダーシップを発揮することが徐々に求められるので、学年が上がれば上がるほど研究室に来る機会は自然と増えると思います。
    • 研究室は地下鉄青葉山駅至近のサイバーサイエンスセンター本館内にあるので、立地条件(交通の便)はよいです。コンビニや大学生協の売店も近くありますし、同じ建物内に飲み物の自動販売機もあります。その他、利用可能な食堂も徒歩圏内にいくつかあります。
  • 週に1回のペースで、研究室の学生全員が参加するゼミ(研究室ゼミ)があります。後述のローカルゼミの対義語として、グローバルゼミと呼ばれることもあります。学部4年生から参加するゼミで、4年生のときには自身の研究の進捗状況を2か月に1回のペースで発表します。大学院生の場合には、1か月に1回のペースで発表の順番が回ってきます。
  • 研究室ゼミとは別に、週に1回のペースでローカルゼミがあります。こちらは、研究分野の近い学生がグループを作って、先輩学生が取りまとめ役となって学生主体で行うゼミです。教職員が参加できない週もありますが、学生同士でお互いに進捗を確認したり、情報交換や知識の共有をしたりする場になっています。
研究の進め方
  • 「研究」とは、正解がまだわからない疑問を解決していく活動です。教員側から「こうやってみては?」と助言することは日常的にありますが、その通りにやったら本当にうまくいくかどうかは、助言している教員本人も分からないということは十分ありえます。そういう意味では、高校までの先生や塾講師とは異なり、大学の教員は「正解を教えてくれる存在」ではありません。研究に関しては、会社の上司のように上下関係で学生を管理・監督する立場でもありません。むしろ、学生と一緒に考える共同研究者であり、対等に議論できるパートナーです。うまくいったら一緒に喜んで、うまくいかないときには一緒に悩んで解決策を考える存在でありたいと思っています。
  • せっかく優れた研究をしても、その成果や意義を他人に正しく伝えることができなければ、価値を正しく評価してもらえません。このため、本研究室では、論理的な考え方や説明の組み立て方、文章の書き方の重要性を特に強調して学生に伝えています。将来、全ての学生がコンピュータ関係の職業に就くとは限りませんが、論理的な考え方や文章の書き方は、研究者や技術者として生きていくうえで必ずや役に立つと信じています。
  • 学部学生が研究テーマをいきなり自力で選ぶのは難しいので、例年、学部4年生の開始時に教員側からいくつかの具体的な研究テーマ案を提示して学生本人に選んでもらっています。その与えられたテーマに基づいて卒業研究に取り組み、卒業論文を書きます。何らかの形式で対外発表できるレベルの成果を出すことが目標です(研究会発表やポスター発表など)。
  • 修士課程では、卒業研究を通じて見つけた面白い研究ネタに取り組んだり、卒業研究の成果をより良いものにしていくことを考えます。与えられたものをただ作業としてやるのではなく、やるべきことを自身で考えて創造的に活動することが期待されます。創意工夫をしていくことで、研究・開発の醍醐味を味わうことができるでしょう。自身が担当する研究テーマに関して、教員よりも詳しくなっていることは珍しくありません。修士課程修了までに、査読付き論文として対外発表できるレベルの成果を出すことが目標です。
  • 博士課程では、自力で研究活動を行える人材に成長することが求められます。「自分は○○の専門家です」と自信をもって言える程度には、はっきりと自分の専門を確立しなければなりませんし、その専門家として自他ともに認められる存在になることが目標です。修了時には、自分の専門分野に関してはすでに教員よりも詳しくなっていることでしょう。その専門分野において面白い研究テーマを自分自身で設定し、解決していくことが期待されます。査読付き論文を3本以上発表していること(そのうち1本以上はいわゆるジャーナル論文)が、博士課程修了に必要な標準的な目安です。
設備や必要経費
  • 卒業研究に取り組む学部4年生や大学院生全員に、席が割り当てられています。
  • 各学生がノートパソコンを所有していることを仮定して、各学生の席にはノートパソコンを接続するための大型モニターが用意されています。必要な場合には、研究室所有のノートパソコンを貸し出したり、新規購入したりすることもあります。
  • 研究に使う計算サーバ等はソフトウェア・ハードウェアともに研究室で用意します。研究内容や必要性に応じて、最新のGPUやFPGAなどを搭載した計算サーバなどを、適宜用意しています。特に事情が無ければ、共有して学生全員が使えるように設定します。また、東北大学のスーパーコンピュータAOBAも使えます。
  • 特に大学院生は国際会議等での対外発表が期待されます。それに伴う出張旅費や参加費、論文の掲載料などはすべて研究室で負担します。
教育プログラム
  • 東北大学工学部機械知能・航空工学科では、学部3年の前半に研究室に配属されます。学部2年生まで機械系の講義を中心に学んできたわけですから、研究室配属時に必ずしもコンピュータに詳しい学生とは限りません。このため、本研究室では初歩的な道具の使い方から学習、確認できるように準備しています。
  • 本研究室では、まず研究室配属直後に学部3年生向けの勉強会を用意しています。研究室で使う道具の説明や、当然知っておいてほしいレベルの知識の説明があります。全部で6回くらいの勉強会で、先輩学生が講師となって演習形式で教えてくれます。
  • 学部4年生前半には、通称「ヘネパタゼミ」というのものもあります。コンピュータに関する基礎知識をしっかりと学ぶための勉強会で、世界的に使われているコンピュータに関する教科書の重要部分を選んで輪読します。ヘネパタゼミは、同じ東北大学機械系の小林(広)研究室の学生と合同で行っています。
  • 「研究室スキルマップ」というのを準備していて、初級、中級、上級のスキルを習得・確認できるように整備を進めています(2021年度現在)。初級~中級は上記の学部3年生勉強会のレベルの知識を習得できているかの確認ですが、上級だと自力でシステムを構築して(ソフトウェアを設定して)用意された課題を自力でできることを目指します。自習形式で、先輩学生がアドバイザとなって助けてくれます。
  • 大学院から本研究室に配属となった学生には、その時点での知識を考慮して学生本人と教員が相談して学習方法を決めます。



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卒業生就職先実績

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