災害発生時の緊急対応のために異種複数のスパコンを連携させる実証実験に成功しました!

こんにちは、M2の谷澤です。

先日、東北大学サイバーサイエンスセンターが中心となって実施した、『災害発生時の緊急対応のために異種複数のスパコンを連携させる実証実験』についてご紹介します。私は実験自体には関わっていませんが、成果を知って非常に興味深く感じました。

今回の取り組みでは、東北大学のAOBA、大阪大学のSQUID、名古屋大学の不老という、構成や運用形態の異なるスーパーコンピュータを連携させ、三県の津波浸水被害予測を分担して計算しました。それぞれの計算は最長でも6分以内に完了したとのことで、異なるスーパーコンピュータを迅速に活用し、防災に資する大規模シミュレーションを緊急実行できる可能性が示されました。

この成果は、実際の災害時に大規模シミュレーションをすぐに実行できる体制づくりの第一歩です。今後は、技術の改良や運用体制の整備を進め、災害時に役立つ実践的な仕組みを構築していく予定です。

私自身は直接関わっていませんが、スーパーコンピュータ同士が協力して迅速に計算を分担する様子を想像すると、防災への応用の広がりに大きな可能性を感じますね。

陶思晨助教が着任しました

10月1日付けで着任いたしました、陶思晨(とうししん)と申します。これが初めての東北勤務であり、仙台という自然豊かで活気ある街で新しい研究生活を始められることを大変楽しみにしております。
研究分野は、人工知能(AI)を中心に、機械学習、深層学習、強化学習、脳型ニューラルネットワーク、計算知能、最適化などの基盤技術の研究を行っております。また、新エネルギー、高性能計算(HPC)、インダストリー5.0、自動運転、人機協働システム、医療、科学のためのAI、AIアルゴリズムの自動設計などへの応用にも取り組んでおります。
趣味はスポーツ、歌唱、写真撮影、旅行、そしてコンピュータゲームです。多様な体験を通じて発想を広げ、研究や教育に新しい視点を取り入れることを大切にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

芋煮会を行いました!

こんにちは! M1の今井です.

先日,芋煮会を開催しました!

当日は小雨が降っており,火をつけるのに苦戦しましたが,みんなで協力して美味しい芋煮を作ることができました!
また,10月から新しく滝沢研究室に加わったメンバーとも交流ができ,楽しい時間を過ごすことができました!
例年雨続きなので、来年は晴天の中行えるといいです、、!


WSSP40において滝沢教授が講演しました

こんにちは、M1の今井です。

先日、2025年10月14日と15日に開催された40th Workshop on Sustained Simulation Performance (WSSP40) において、当研究室の滝沢教授が講演しました。

WSSPは、東北大学サイバーサイエンスセンターとドイツ・シュトゥットガルト大学高性能計算センター(HLRS)が主催するワークショップです。今回の開催では、発表者および聴講者がサイバーサイエンスセンターに現地参加する形式が採られ、多くの参加者が集まり、大変な盛況となりました。
ワークショップのプログラムについては、こちらをご参照ください。

どの講演も非常に勉強になる内容で、HPC業界への貢献を目指していきたいという意欲を改めて感じる機会となりました。

院試慰労会を行いました!

こんにちは、M2の谷澤です。

先日、B4メンバーの院試が終わったので院試慰労会を行いました。
私は日程の都合上今回の院試慰労会には参加できませんでしたが、全員無事に合格できたようで本当によかったです!
ようやく研究に本腰を入れれると思うのでこのまま卒論まで一緒に頑張っていきたいですね!

日本応用数理学会(JSIAM)に行ってきました

こんにちは!M1の中辻です!
河合先生と共に、9/2〜9/4に東京理科大学神楽坂キャンパスで開催された日本応用数理学会(JSIAM)に参加してきました!
応用数理学会では、数学や物理はもちろん、経営や政治まで幅広い分野における数理研究が発表、ディスカッションされます。
河合先生は2日目のセッションにて「動的負荷分散プラットフォーム(HALEOS)の評価」という題目で発表されました。
このセッションはHPC系の発表が主であり、自分は聴講での参加でしたが、有益な情報を多く得ることができました!
今回得られた知見を活かせるよう、より一層研究に励んでいきたいと思います!


SWoPP2025で発表してきました!

こんにちは、M1の今井です!

8/4-8/6にかけて、香川県のサンポートホール高松(高松市文化芸術ホール)でSWoPP(Summer United Workshops on Parallel, Distributed and Cooperative Processing、並列、分散、協調処理に関するワークショップ)2025が開催されました。その中で、情報処理学会のワークショップxSIG (Cross-disciplinary Workshop on Computing Systems, Infrastructures, and Programming) やHPC研究会など多くの研究会が開催されました。

今回、我々の研究室からはM1の野村、今井の2人が、SWoPP 2025において開催されたxSIG 2025でそれぞれ以下の論文を発表しました。

野村 峻也, 劉 佳恒, 高橋 慧智, 滝沢 寛之, “ RISC-Vベクトル拡張における最大ベクトル長とキャッシュ管理手法に関する検討”, xSIG 2025, 2025年8月.

今井 廉, 河合 直聡, 高橋 慧智, 滝沢 寛之, “大規模言語モデルを活用したレガシーコード近代化の実用性”, xSIG 2025, 2025年8月.

また、野村くんの発表はOutstanding Student effortを、私の発表はOutstanding Student Awardを受賞しました。
先生方のご鞭撻に感謝の気持ちを述べると共に、より一層研究に励む思いです。

オープンキャンパスを行いました!

こんにちは、M2の谷澤です。

先日、東北大学でオープンキャンパスが開催され、滝沢研究室もスーパーコンピュータAOBAの真横で研究室紹介を行いました!
今回は研究室紹介に向けて、滝沢研究室で行われている研究内容の一部である「洪水シミュレーション」を巨大スクリーンに反映させて来場者に公開しました。
来年のオープンキャンパスでも、面白い研究成果を見せれるよう、頑張っていきましょう!

修論の本審査を終えました

こんにちは、曾雨笒です。修士2年の学生です。
先日、卒業論文の最終発表を終えました。準備の過程では困難や予想外の出来事も多くありましたが、先生方や研究室の仲間、そしてこれまで支えてくださった多くの方々のおかげで、無事に終えることができました。
あわせて、論文の初稿も提出しました。これからは内容をさらに磨き上げて、できる限り良い形に仕上げていきます。

B3講習会が始まりました!

こんにちは、M1の今井です。

先日、滝沢研究室内で行われるB3向けの勉強会、通称B3講習会が始まりました。
今年度は、B3の3人に対して、M1の3人が教える形で行っています。

情報系に所属する学生なら知っておくべき知識を学んで、今後の研究の礎としてほしいですね。