ヘネパタゼミが終了しました

こんにちは!B4の幸田です。

先日、滝沢研究室と小林・佐藤研究室の合同で行われるヘネパタゼミが終了しました。
ヘネパタゼミとは、パターソンとヘネシーが書いた「コンピュータの構成と設計」という本を読み、その本の内容を発表するゼミとなっています。

今年度は、滝沢研究室からはB4の3人、小林研究室からはB4とM1の7人が参加し、コンピュータの構成の基本について、議論を交わしました。
また、先生や先輩たちが発表に関するアドバイスや、内容の補足をして頂き、理解を深めることができました。

今回学んだコンピュータの基礎知識を生かして、これからの研究活動を頑張りたいと思います!

オンラインオープンキャンパス開催中

はじめまして!!
東北大学院修士1年の中井大貴です。
コロナ禍ということもあり、オープンキャンパスがオンライン開催中です。
日時は7/27と7/28の10:00~17:00です。
在学生のリアルな声を聞きたいかたは是非気軽にご参加ください!!
参加方法はこちらからアクセスお願いします。
パスワードは”superlab”です。

新サーバ”muffin2″設置

こんにちは!システム管理係の青柳です!
先日、研究室に新しいサーバが設置されました。このサーバは、GPUやベクトルエンジンを搭載する予定で、これらを用いた研究に活用されます。
昨年度導入されたサーバ、”muffin”と大きさや形が非常に似ているため、muffin2と名付けました。(エヴァンゲリオン2号機みたいでかっこいいですね)
さて、中身を見てみましょう。メモリスロットがたくさんあります。なんと、全部で32スロットもあります。写真では8スロットにメモリが挿入されて
いますが、すでに128ギガバイトもあります。残りのスロットにもメモリを挿せば、「メインメモリ1Tバイト越え」も夢ではないですね。
これからの活躍が楽しみです。

neoSYCL公開!

こんにちは。修士2年の金子と申します。

つい先日、この研究室で独自に開発しているSYCL実装である「neoSYCL」が公開されました!

SYCLというのはKhronos Groupが策定する、ヘテロジニアスアーキテクチャのためのコードを記述するための標準規格です。
ここでも紹介されているように、SYCLの実装は幾つか存在します。
その中でneoSYCLはプロセッサとしてCPUとNEC製のSX-Aurora TSUBASA(SX-AT)をサポートする唯一の実装になっています。

neoSYCLを使うことで、SX-ATを含んだヘテロジニアスなシステムにおける処理を標準C++を用いた単一ソースのプログラムで書くことができます。
詳しくはGitHubに公開されたneoSYCLのページをご確認ください。

また私の研究では、SX-ATに加え、Intel製のField Programmable Gate Array(FPGA)をサポートするための拡張ライブラリも作成しており、今後、GitHubに公開できるように研究、実装を進めていく予定です。

B3歓迎会をしました

こんにちは。M1の石井です。
だんだんと夏が近づいてきて、パーカーを着るのか半袖1枚で行くのか悩んでいる今日この頃です。

そんな季節ですが、無事研究室配属が終わり、滝沢研にも新しく3年生3人と研究生1人がやってきました。ということで歓迎会をオンラインで行ったので、その報告です。
今回の歓迎会もオンラインでした、そろそろオフラインでやりたいですね…
新しく入った皆さんが居心地良くなるような環境が作れればいいなと思います。これからよろしくおねがいします!

COOL Chips 25においてJin が発表

こんにちは、D1のJin Yifanです。

2022年4月20日から22日にかけて、25th IEEE Symposium on Low-Power and High-Speed Chips and Systems (COOL Chips 25)が開催されました。

IEEE COOL Chipsは、1998年に開始された、低電力・高速チップとシステムの進歩を紹介する国際シンポジウムです。
本シンポジウムでは、マイクロプロセッサとそのアプリケーションの全領域における最先端技術が網羅されています。今回のシンポジウムには、世界中から研究者が参加し、ハイブリッド形式(東京会場でのオンサイトとオンライン)で行われました。
プログラムはこちらでご覧いただけます。

私はこのシンポジウムでポスター発表をさせていただきました。

実は、疫病の影響で、このような学会に現地で参加する機会は今回が初めてだったのです。
私は、多くの熱心な研究者と出会い、興味深く、貴重な議論をすることができました。

入退室管理(LINE)作りました

こんにちは、春から修士1年になりました石井です。
LINEのAPIに興味があったので、入退室管理を行える公式LINEを作ってみました。入室時間と退室時間を記録し、スプレッドシートへ反映させるようになっています。
個人的な趣味で作ったものでしたが、研究室で使わせていただけるなんてありがたい限りです。いろいろ作りたい欲があるので、これからも楽しんで何か形にしていこうと思います。

滝沢教授の基調講演や招待講演をまとめました

教授の滝沢です。令和3年度も様々な場に講演者として招待してもらいました。これも研究室活動が活発な証で、所属メンバー全員ががんばってきた成果だと思います。

講演するたびに掲載するのが大変だったので、令和3年度後半の主な基調講演・招待講演を一挙に紹介します。

  • 2021/11/26: スーパーコンピュータの現状と将来展望 @ Microwave Workshop and Exhibition (MWE2021).
  • 2021/12/08: An Update on neoSYCL @ Khronos SYCL Webinar.
  • 2021/12/09: スーパーコンピュータAOBAの運用と将来展望 @ 設立20周年記念PCクラスタシンポジウム (PCCC21).
  • 2021/12/13: One-year experience of operating SX-Aurora TSUBASA and future outlook @ 32nd Workshop on Sustained Simulation Performance (WSSP32).
  • 2021/12/16: SX-Aurora TSUBASAを中核とするスーパーコンピュータAOBAの一年 @ NEC Aurora Forum.
  • 2021/12/19: Fighting with the Complexity and Diversity of Future HPC Systems (Keynote) @ Parallel and Distributed Computing, Applications, and Technologies (PDCAT 2021).
  • 2022/01/14: SYCL programming for collaboration of x86 and friends @ The Intel eXtreme Performance Users Group (IXPUG) Workshop.
  • 2022/03/29: A data-driven approach for making better use of compilers @ Conference on Advance Topics and Auto Tuning in High Performance Scientific Computing (ATAT2022).

 

学位授与式がありました

こんにちは!

4月から、M1になる中井大貴です。

3月4日に卒業論文を提出しました。 (かなり遅い報告になりましたが…笑)

3月25日に卒業式があり、その後研究室で学位授与式がありました。

学位を頂くと、春から大学院なのかと実感しました。

春からも、同期と仲良く頑張ります。

PDCAT’21においてLiと布川が発表

こんにちは。李家豪です。

12月17日から19日にかけて、第22回国際会議 Parallel and Distributed Computing, Applications and Technologies (PDCAT) が開催されました。PDCAT は、世界中の科学者やエンジニアなどが、並列・分散コンピューティングのあらゆる分野における最新の研究や結果、アイデア、開発、アプリケーションを発表するための主要な会議です。

私は neoSYCL の性能について発表しました。

こんにちは、M2の布川です。12/17~12/19にかけて開催されたPDCATへ、Li君と共に出席してきました。
私はNEC SX-Aurora TSUBASAにおける効率的なタスクの同時実行手法について発表しました。広州で開催された本大会ですが、コロナの影響もありオンラインでの参加となりました。2022年は仙台で開催されるそうですね!