博士後期課程発表会

こんにちは、博士2年のマイク・ザイルースキです。

東北大学院の情報科学研究科では、博士課程の学生は、在学中に自分の研究の進捗を研究科で発表することが義務づけられています。この発表会は、ほとんどの学生がある程度新しい研究を行っている博士課程2年時に開かれ、他の学生やスタッフや教授など、誰でも参加することができます。

誰でも参加できるので、まったく異分野の人でも理解できるような発表が望まれます。そのため、あまりに詳細な説明をすると、その研究を理解できる人が少なくなってしまう恐れがあります。逆に、漠然としすぎていると、その研究の意義が伝わらないこともあります。このように、いかに効率よく、効果的に伝えるか、そのバランスが研究において重要であるため、大学院では、参加者の投票により優秀な発表を決定するようにしています。

私はこの発表会でベストプレゼン賞を受賞することができました。効果的なプレゼンテーションを行うことができたのは、この研究室が作り出した環境のおかげだと思っています。まず、研究室では進捗状況を発表する機会が十分にあり、その結果、人前で話す練習ができます。また、研究室の先生方は建設的な批評をし、説明的な図を使うことを推奨しています。

実は、この2つはプレゼンテーションにとって最も重要なスキルだと思います。話し手は、混乱を避け、聴衆の注意を引きつけるために、自分の仕事を明確かつ簡潔に示すことができるはずです。図や画像は、複雑すぎることなく、アイデアを要約する視覚的な補助として機能する必要があります。最後に、プレゼンテーションは聴衆に合わせるべきで、仕事の細かい部分にまで踏み込むことが許容されるだけでなく、期待される状況もあるからです。

この研究室が与えてくれた機会に感謝し、キャリアを通じて活用できるプレゼンテーションのスキルをさらに高めていきたいと考えています。

Server moving operation

Hello. I am Kaneko, a M2 student. The other day, members of the system section moved the server rack.
In our laboratory, students are divided into sections to share the work in the laboratory, and we, the system section, are in charge of managing the servers in the laboratory.

The servers (muffin, monaka, and muffin2), which were recently introduced to the lab, have been managed on the desks in the lab because of the possibility of frequent configuration changes.
However, we decided to move muffin and monaka to the rack because it is out of the way to keep the server on the desk and it is likely to fall down in case of an earthquake.

The work was successfully completed in about two hours despite some trouble, and we feel that the laboratory space has become a little more spacious.

P.S.
Through this work we learned an important thing to solve the problem of server installation.
–Power.
We were able to solve some problems by brute force. After all, power is everything. We will continue to work on various tasks in the system section and will keep this lesson in mind.

サーバー引っ越し作業

こんにちは。修士2年の金子です。先日、システム係のメンバーでサーバーの引っ越し作業をしました。
弊研究室では、学生は係に分かれて研究室内の仕事を分担しており、我々システム係は研究室で運用しているサーバーの管理を担当しています。

比較的最近研究室に迎え入れたサーバー(muffin,monaka,muffin2)は、中の構成を頻繁に変える可能性があるため、これまでは作業のしやすい実験室の机の上に設置していました。
しかし、サーバーを机の上に置いておくのは邪魔なうえに地震が来た際に落ちやすいと思われるため、muffinとmonakaはラックに移設することにしました。

作業は多少のトラブルがありましたが2時間程度で無事に完了し、実験室のスペースが少し広くなったような気がします。

追伸
この作業を通して我々はサーバー設置の際のトラブルを解決するために重要なことを学びました。
――パワーです。
多少の問題は力技で解決できました。やはり力こそすべてですね。今後もシステム係ではいろいろな作業をしていく予定ですが、この教訓を胸に取り組んでいきたいと思います。

SWoPP 2022で発表してきました!

こんにちは、M1の青柳です。

7/27-7/29にかけて、山口県の海峡メッセ下関でSWoPP (Summer United Workshops on Parallel, Distributed and Cooperative Processing、並列、分散、協調処理に関するワークショップ)が開催されました。HPC研究会やOS研究会など多くの研究会が参加し、3日間で約100のセッションが実施されました。ここ数年はコロナ渦でオンライン開催が続いていましたが、今年は、2年ぶりの現地開催(ハイブリッド開催)でした。

今回、我々の研究室からは、僕と石井くんが発表してきました。初めての対外発表ということですごく緊張しましたが、二人とも無事?発表を終えることができました。他の参加者の発表も大変刺激になりました。

また個人的には、初日の夜に「次々世代の計算基盤の構想と妄想」というトークテーマで開催されたBOFが非常に面白かったです。
多くの熱い議論が交わされる中で、ある先生が「ここ数十年はムーアの流れにのって年々とプロセッサの性能が上がっていくいい時代で、多くのHPCギャングが生まれた。これからは今までのようには簡単に行かないだろう。しかし、そんなムーアの時代が終わろうとしている今こそ、我々HPCギャングの見せ場だ!」的なことをおっしゃっていました。

かっこいいですね、HPCギャング。感動してしまいました。俺もHPCの発展に少しでも貢献したい!と思ってしまいましたね。単純ですね。

ということで、これからも研究に励んでいく所存です!

Henepata Seminar has been completed.

Hello! This is Koda of B4.

The Henepata seminar, a joint effort between Takizawa Laboratory and Kobayashi/Sato Laboratory, was recently completed.
The Henepata Seminar is a seminar in which we read the book “Composition and Design of Computers” written by Patterson and Hennessy and present the contents of the book.

This year, three B4 students from Takizawa Laboratory and seven B4 and M1 students from Kobayashi Laboratory participated in the seminar and discussed the basics of computer configuration.
In addition, professors and senior students gave us advice on our presentations and supplemented the content to deepen our understanding.

I am determined to make use of the basic computer knowledge I learned this time and do my best in my future research activities!

ヘネパタゼミが終了しました

こんにちは!B4の幸田です。

先日、滝沢研究室と小林・佐藤研究室の合同で行われるヘネパタゼミが終了しました。
ヘネパタゼミとは、パターソンとヘネシーが書いた「コンピュータの構成と設計」という本を読み、その本の内容を発表するゼミとなっています。

今年度は、滝沢研究室からはB4の3人、小林研究室からはB4とM1の7人が参加し、コンピュータの構成の基本について、議論を交わしました。
また、先生や先輩たちが発表に関するアドバイスや、内容の補足をして頂き、理解を深めることができました。

今回学んだコンピュータの基礎知識を生かして、これからの研究活動を頑張りたいと思います!

Online Open Campus now available!

Nice to meet you!
I am Daiki Nakai, a first-year master’s student at Tohoku Graduate School.
As it is the Corona Disaster, the open campus is now online.
The dates and times are 10:00~17:00 on 7/27 and 7/28.
If you want to hear real voices of current students, please feel free to join us!
Click hereto participate
pass is “superlab”.

オンラインオープンキャンパス開催中

はじめまして!!
東北大学院修士1年の中井大貴です。
コロナ禍ということもあり、オープンキャンパスがオンライン開催中です。
日時は7/27と7/28の10:00~17:00です。
在学生のリアルな声を聞きたいかたは是非気軽にご参加ください!!
参加方法はこちらからアクセスお願いします。
パスワードは”superlab”です。

new server muffin2 was installed

Hello there. This is Aoyagi.
Recently a new server was installed in our laboratory. This server will be equipped with GPUs and VEs, and will be used for research.
Due to its similarity in size and use purpuse, it was named “muffin2” after “muffin”, the server which was installed last year.
Let’s see inside our new mate. You can see there are a lot of memory slots, actually 32 slots. In the picture below, you can see 8 slots are taken already.
But the main memory reaches 128G byte already. If we install memories to the rest 24 slots it would be possible to produce “a beast” with 1T byte main memory.
I’m really looking forward to seeing the day!

新サーバ”muffin2″設置

こんにちは!システム管理係の青柳です!
先日、研究室に新しいサーバが設置されました。このサーバは、GPUやベクトルエンジンを搭載する予定で、これらを用いた研究に活用されます。
昨年度導入されたサーバ、”muffin”と大きさや形が非常に似ているため、muffin2と名付けました。(エヴァンゲリオン2号機みたいでかっこいいですね)
さて、中身を見てみましょう。メモリスロットがたくさんあります。なんと、全部で32スロットもあります。写真では8スロットにメモリが挿入されて
いますが、すでに128ギガバイトもあります。残りのスロットにもメモリを挿せば、「メインメモリ1Tバイト越え」も夢ではないですね。
これからの活躍が楽しみです。