博士後期課程発表会

こんにちは、博士2年のマイク・ザイルースキです。

東北大学院の情報科学研究科では、博士課程の学生は、在学中に自分の研究の進捗を研究科で発表することが義務づけられています。この発表会は、ほとんどの学生がある程度新しい研究を行っている博士課程2年時に開かれ、他の学生やスタッフや教授など、誰でも参加することができます。

誰でも参加できるので、まったく異分野の人でも理解できるような発表が望まれます。そのため、あまりに詳細な説明をすると、その研究を理解できる人が少なくなってしまう恐れがあります。逆に、漠然としすぎていると、その研究の意義が伝わらないこともあります。このように、いかに効率よく、効果的に伝えるか、そのバランスが研究において重要であるため、大学院では、参加者の投票により優秀な発表を決定するようにしています。

私はこの発表会でベストプレゼン賞を受賞することができました。効果的なプレゼンテーションを行うことができたのは、この研究室が作り出した環境のおかげだと思っています。まず、研究室では進捗状況を発表する機会が十分にあり、その結果、人前で話す練習ができます。また、研究室の先生方は建設的な批評をし、説明的な図を使うことを推奨しています。

実は、この2つはプレゼンテーションにとって最も重要なスキルだと思います。話し手は、混乱を避け、聴衆の注意を引きつけるために、自分の仕事を明確かつ簡潔に示すことができるはずです。図や画像は、複雑すぎることなく、アイデアを要約する視覚的な補助として機能する必要があります。最後に、プレゼンテーションは聴衆に合わせるべきで、仕事の細かい部分にまで踏み込むことが許容されるだけでなく、期待される状況もあるからです。

この研究室が与えてくれた機会に感謝し、キャリアを通じて活用できるプレゼンテーションのスキルをさらに高めていきたいと考えています。